業務用脱毛器を保証期間で選ぶ理由とは?中古の業務用脱毛器購入のポイントも解説

業務用脱毛機器は、導入コストだけではなく保証期間も確認して購入しましょう。長くて5年、短くて1年の保証期間が一般的です。他にも、アフターフォローが充実しているメーカーも要チェック。中古業務用脱毛機器の購入は、保証面なども考慮して取り入れましょう。

業務用脱毛機器を購入する際は、修理に備えて保証期間を必ず確認しましょう。保証期間は、1~5年とメーカーや製品によって異なります。故障したときの対応や、購入後のアフターフォローを忘れずに確認しましょう。また、中古脱毛機器を購入する際の注意点についても解説します。

目次

導入コストは「安い」がいいとは言い切れない

業務用脱毛機器は、導入コストが安い方がいいとは言い切れません。
初期費用が安くても、保証期間が短かい、修理費用がかさむ、メーカーのサポートが手薄いなど、
結果コストがかさむ可能性があるからです。

業務用脱毛機器の保証期間を1年と設定しているメーカーは多く、
サロンオーナーからすれば不安でしょう。というのも、
業務用脱毛機器の耐用年数は5~7年程度とされています。

つまり、故障などが起きやすくなる5年以降は保証期間が終わっているのです。
このことから、サロン経営を長く続けるためには保証期間が長く、
アフターフォローが手厚いメーカーを選ぶべきでしょう。

毎日のように施術すると、急に照射できなくなったり出力調整ができなくなるなどの
不具合が起きる可能性があります。このような想定外のトラブルにも、
柔軟に対応してくれるメーカーの業務用脱毛機器だと先々安心です。

導入コストにだけに捉われず、メンテナンスのしやすさ、アフターフォロー、
保証期間などをしっかり確認してメーカーや製品を選びましょう。

保証期間が長いメリット

保証期間が長いと、長期に渡り無償で修理や交換などに対応して
もらえるところが最大のメリットです。代替機の貸出をしているメーカーであれば、
修理に出している間も経営を継続できます。

業務用脱毛機器の耐用年数が5~7年と考えると、5年程度は保証期間があると安心でしょう。
メンテナンスや修理の費用がかからないため、経営に大きな影響も出ません。
また、保証期間が長いと製品に詳しい担当者が修理してくれます。

もしも保証期間が過ぎていた場合、購入先のメーカー以外の修理業者に依頼して、
安く修理してもらうケースも考えられるでしょう。しかし、業務用脱毛機器に詳しい業者とはいえ、
製品を熟知しているとは限りません。メーカー以外の第三者が、
下手に修理やメンテナンスをして事態が悪化してしまった場合、全て自己責任となります。

このようなことを防ぐためにも、少しでも保証期間が長いメーカーの
業務用脱毛機器を導入することを検討しましょう。

5年保証の脱毛機器の特徴

バイマッハ(BYMACH)

業務用脱毛機器で、5年保証が付いている製品は多くありません。
レナード株式会社の連射式脱毛機器「バイマッハ」が5年保証の付いている唯一の業務用脱毛機器です。
耐用年数の目安である5年間、しっかり保証してもらえるため安心して施術できます。

「バイマッハ」は完全国内生産であるため、修理費用や部品代が低コストです。
メンテナスに関しては、レナードのエンジニアがサロンに直接訪問して対応。
サロン運営に大きな影響を及ぼすことなく、スピーディーに修理対応してくれます。

世界で見ても「バイマッハ」だけの技術である『イオン導入同時照射』を搭載。
美肌・美白・引き締め・鎮静・保湿といった効果を、その場で実感できます。
体型を気にされているお客様には、脱毛をしながら痩身の施術を提供できるため、
他のサロンとの差別化を図れるでしょう。

フェイシャルに興味のあるお客様には、ダウンタイムのないピーリングとして
『ブラックピーリング』をご提供できます。この技術も
「バイマッハ」だけであるため、お客様の満足度に直結するでしょう。

3年保証の脱毛機器の特徴

3年の保証期間は、業務用脱毛機器のなかでは長い方に分類されます。耐用年数5~7年が経過する手前まで保証が付いているため、こまめにメンテナンスや修理しながら長く使いたい方におすすめです。

3年間の保証が付いている業務用脱毛器は、株式会社コンフォートジャパンの「ルネッサンスGT-R」と滝川株式会社の「Lutella(ルテラ)」です。

「ルネッサンスGT-R」は、小規模サロンにもピッタリな19kgと軽量かつコンパクト仕様となっており、修理に出す際も普通宅配便で配送できるため煩わしさがありません。

光フェイシャル・クイックリフトアップ・バスト&ボディケアの機能を搭載。ハンドピース1本で全機能に切替可能です。

「Lutella(ルテラ)」は、ルネッサンスGT-Rよりもさらに軽量の15kgの国産脱毛機器となっています。脱毛の他に、フェイシャルモードに切り替え可能です。

ハンドピースが2つあるので、より安全に考慮して施術できます。さらに、寿命が長くなるように特殊コーティングフィルターを採用したキセノンランプのおかげで、ランニングコストを節約。脱毛中心のサロンを検討しているなら「Lutella(ルテラ)」を検討してみましょう。

ルネッサンスGT-R

Lutella

2年保証の脱毛機器の特徴

2年保証の業務用脱毛器は、脱毛業界では通常保証年数です。導入コストの低い脱毛機器も多く、大手サロンよりは個人経営のような小規模サロンに向いているでしょう。

2年保証だと短く感じるかもしれませんが、ランニングコストが安い場合があります。例えば、株式会社NBSの「CLEAR/SP-ef」は、1ショット0.18円と低コストです。株式会社ビューティーキャラバンの「Masterlight(マスターライト)」は1ショット0.56円ですが、照射面積が広いため他の脱毛機器と比べても低コストとなっています。

2年間の保証期間が過ぎてからも、低コストで維持できるでしょう。ランニングコストが高いと、経営に影響が出るため保証期間だけで判断するべきではありません。

集客率が低い小規模サロンであれば、稼働頻度や時間も短いと想定できるため、トラブルが起きにくく保証を使用する機会も少ないとも考えられます。2年間の保証期間中にしっかりとメンテンナスや修理をして、3年目以降も丁寧に扱えば耐用年数まで使用できるでしょう。

CLEAR/SP-ef

CLEAR

Masterlight

保証期間1年でも集客できる大きいサロンなら問題ないケースもある

製品ピックアップ枠

中古の業務用脱毛機器の購入はよく考えてから取り入れよう

これからサロンを開業する方や、サロンの規模を拡大する方など、業務用脱毛機器を購入する際に気になるのは導入コストでしょう。業務用脱毛機器は、安くても100万円はかかってしまいます。高いものだと400万円以上かかるものもめずらしくありません。

ここで、導入コストを抑える代表的な手段として用いられるのが業務脱毛機器の中古購入です。中古脱毛機器は、製品によっては非常にコストを抑えて購入できます。100万円以下で業務用脱毛器を購入できるケースもあり、すぐにサロンを開業したいと考えたときに非常に便利です。

しかし、導入コストを抑えたいといった気持ちだけで安易に中古脱毛機器を購入すると後から後悔するかもしれません。中古脱毛機器を購入する際は、メーカー保証やメリット、デメリットを踏まえて検討してみましょう。

中古脱毛機器はメーカー保証やアフターフォローが受けられないかもしれない

中古脱毛機器は、本来受けられるメーカー保証が受けられない可能性があります。メーカーによっては、中古脱毛機器を保証対象外と定めているからです。

当然、保証が受けられないと修理費用や部品費用など全て自己負担となります。故障の内容によっては、高額の修理費用を請求されるかもしれません。結局、新品の業務用脱毛機器を購入しても金額が変わらなかったと後悔しないように入念に検討しましょう。

また、中古脱毛機器のほとんどがメーカーによるアフターフォローを受けられません。新品の業務用脱毛器をメーカーなど正規のルートで購入していれば、メーカー専属のインストラクターから技術と理論を学べたり、サロン運営のサポートや集客アドバイスを受けられたりします。他にも、メーカーによってさまざまなアフターフォローを設けていることがほとんどです。

初期費用を抑えるだけではなく、保証やアフターフォローも念頭に置いてしっかり検討してみましょう。

中古脱毛機器のメリット

中古脱毛機器を購入するメリットは、導入コストを低く抑えられることと、ビジネスを始めるハードルが低くなることです。正規ルートで業務用脱毛機器を購入した場合、100~400万円かかると言われています。

中古脱毛機器を購入する場所や製品にもよりますが、定価の半額程度で購入できるケースもあるでしょう。回転率を上げるために複数台の購入を必要とするなら、中古脱毛機器で安く済ませたいと考えるのは自然です。

価格が安いため、業務用脱毛機器を導入しやすい点もメリットでしょう。それぞれ違う機能が搭載されていれば、その分サロンメニューを増やせます。

同じような理由で、これからサロン経営を始めたい方にとって中古脱毛機器は購入のハードルが低く魅力です。正規ルートで購入した場合、問い合わせから契約までに時間がかかりオープンまで日数を必要とします。ローンで購入する場合は、ローン審査に数週間かかることもめずらしくありません。

中古脱毛機器なら、購入して手元に届いたらすぐに施術を始められます。今すぐ脱毛メニューを導入したい、サロンを開業したいなら、中古脱毛機器が便利です。

中古脱毛機器のデメリット

中古脱毛機器のデメリットは、先ほど伝えたように保証やアフターフォローが受けられない点です。日頃から、メンテナンスを行い丁寧に扱いましょう。

また、中古脱毛機器は元のオーナーが最新業務用脱毛機器と入れ替えるために出品したと考えるのが自然です。そのため、出回っている中古脱毛機器は最新のものではなく型落ちしているものが多いでしょう。

最新業務用脱毛機器を導入しているサロンと、型落ちした中古脱毛機器を導入しているサロン。どちらに魅力を感じるかと言えば、やはり最新業務用脱毛機器でしょう。そのため、サロンの集客力が劣ってしまう恐れあります。

中古脱毛機器でも、あらゆる事情から最新機器が出品されている可能性もゼロではありません。購入する際は、メーカーの公式HPなどを確認して検討しましょう。

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